令和5年10月31日
社会資本整備審議会 道路分科会 国土幹線道路部会では、高規格道路ネットワークのあり方について議論してきたところですが、このたび、同部会での議論を踏まえ、『高規格道路ネットワークのあり方 中間とりまとめ』がとりまとめられましたので、お知らせします。
また本とりまとめを受け、国土交通省道路局として『WISENET(ワイズネット)2050・政策集』を作成しましたので、併せてお知らせします。 |
1. 国土幹線道路部会『高規格道路ネットワークのあり方 中間とりまとめ』について
本とりまとめは、2050 年の将来を見据え、広域道路ネットワークの中でも特に高規格道路ネットワークに求められる役割や、
その構築に当たっての基本方針、留意点等について、本部会における累次の議論を経てとりまとめられたものです。
本とりまとめでは、新たな国土形成計画(令和 5 年 7 月閣議決定)で示された国土づくりの方向性を踏まえ、
「2050 年、世界一、賢く・安全で・持続可能な基盤ネットワークシステム(通称:WISENET※)」を実現することを目標に、
「シームレスなサービスレベルが確保された高規格道路ネットワークの構築」や、「技術創造による多機能空間への進化」を柱とする
基本方針が示されております。
また、物流構造を転換する切り札として自動物流道路(オートフロー・ロード)が提案されており、
関係者と連携して実現可能性を早期に見極め、今後 10 年での実現に挑戦していくことが重要であるとされています。
※WISENET:World-class Infrastructure with 3S(Smart, Safe, Sustainable)Empowered NETwork
2. 国土交通省道路局『WISENET2050・政策集』について
国土幹線道路部会の『高規格道路ネットワークのあり方 中間とりまとめ』で掲げられたWISENET の実現に向けて、
国土交通省道路局が今後取り組む具体的な政策をとりまとめたものになります。
『WISENET2050・政策集』の詳細については国土交通省のホームページに掲載しています。
(
https://www.mlit.go.jp/road/wisenet_policies/)