令和元年12月6日
平成30年度における公共交通機関の旅客施設・車両等のバリアフリー化の主な実績は、1日当たりの平均的な利用者数が3千人以上の旅客施設において、障害者用トイレの設置が昨年度より約1.5ポイント増加し、車両等においてはノンステップバスが約2.8ポイント増加するなど、バリアフリー化は着実に進捗しています。
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則」第23条に基づいて公共交通事業者等は国土交通大臣に対し、旅客施設及び車両等のバリアフリー化の状況を報告することとされています。この度、公共交通事業者等から提出された移動等円滑化実績等報告書の集計結果(平成30年度末時点)をとりまとめましたのでお知らせいたします。
公共交通機関におけるバリアフリー化の進捗状況(平成30年度末)
[1]全旅客施設※1.2 | ||
・段差の解消 | 90.4% | (H29年度末より約1.0ポイント増加) |
・視覚障害者誘導用ブロック | 94.7% | (同 約0.4ポイント増加) |
・障害者用トイレ | 86.7% | (同 約1.5ポイント増加) |
[2]車両等※2 | ||
・鉄軌道車両 | 73.2% | (H29年度末より約2.0ポイント増加) |
・ノンステップバス | 58.8% | (同 約2.8ポイント増加) |
・リフト付きバス等 | 5.1% | (同 約0.1ポイント減少) |
・福祉タクシー | 28,602台 | (同 8,489台増加) |
・旅 客 船 | 46.2% | (同 約2.4ポイント増加) |
・航 空 機 | 98.2% | (同 約0.4ポイント増加) |
※1:1日当たりの平均的な利用者数が3,000人以上の全ての旅客施設(鉄軌道駅、バスターミナル、旅客船ターミナル及び航空旅客ターミナル)
※2:平成29年度のバスターミナル、航空旅客ターミナル、ノンステップバス、リフト付きバス等における集計結果に誤りがあり、平成29年度についての数値を修正いたしました。
同時公表している自動車局と鉄道局に関する詳細なデータについては 以下のリンクのとおり。
【自動車局】
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk3_000018.html
【鉄道局】
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_fr7_000003.html
報道発表資料(PDF形式:141KB)
別紙1 公共交通事業者等からの移動等円滑化実績等報告書の集計結果概要(1日当たりの平均的利用者数が3,000人以上)(PDF形式:63KB)
別紙2 旅客施設におけるバリアフリー化の推移(PDF形式:459KB)
別紙3 車両等のバリアフリー化の推移(PDF形式:186KB)
参考 公共交通事業者等からの移動等円滑化実績等報告書の集計結果概要(1日当たりの平均的利用者数が5,000人以上)(PDF形式:50KB)
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