平成21年2月4日
建設業は、我が国の経済社会に密着した重要な産業であり、適正な施工を通じて品質の高い社会資本の整備を行うことを含め、社会からの建設業に対する要請は複雑多岐にわたっております。このような状況のなかで、建設企業は、法令を遵守するだけではなく、経済社会の一員として適切に行動することが求められております。
国土交通省では、これまで、「建設業法令遵守推進本部」や「駆け込みホットライン」の設置、「法令遵守ガイドライン」の策定・改定、「下請取引等実態調査」の拡充、法令違反行為の取締強化など、建設工事の取引の適正化や法令遵守の促進に重点を置いた取組を進めて参りました。
このような取組を引き続き行っていくことが必要であることはもちろんですが、建設業が社会からの要請に応えていくためには、個々の建設企業における自主的な取組を促進することが重要です。しかし、このような建設企業における取組は、中小建設業者を中心として、不十分な状況にあると考えられます。
このため、「建設業における内部統制のあり方に関する研究会」を設置し、中小建設企業を主な対象に、内部統制のあり方について検討することとなりました。
今般、第二回研究会を下記のとおり開催しますので、お知らせ致します。
記
1.開催日時:平成21年2月10日(火) 17:30~19:30
2.開催場所:虎ノ門パストラル新館3Fすずらんの間
3.議題(予定)
(1)中小建設業者のヒアリング結果について
(2)中小企業のための内部統制構築ガイドライン(素案)について
(3)今後の検討スケジュールについて
4.その他
・本研究会は傍聴可能です。席に限りがありますので、傍聴ご希望の方は、問い合わせ先までご連絡下さい。
・カメラ撮りは、会議の冒頭(議事に入るまで)のみ可能です。