平成27年10月14日
◯ 9月28日に東洋ゴム工業(株)より、同社の明石工場が製造及び販売している防振ゴム等の検査成績書について不正の疑いがある旨の報告があり、調査を進めております。調査は継続中ですが、これまでに検査成績書に技術的根拠のない数値を記載する等の不正の事実が判明しましたので、お知らせいたします。(別紙1参照)
◯ 今回、東洋ゴム工業(株)から不正があった旨、報告を受けたゴム製品は、エンジンやモーターなどの機械の振動を抑えること等を目的として、広く一般に使用されている防振ゴムです。
◯ また、これらの製品については、国土交通省が所管する交通機関の分野でも使用されており、さらに公共施設でも使用されている可能性があります。
◯ 国土交通省としては、9月28日に報告を受けて、速やかに調査を開始し、不正のあった製品が使用されている可能性があることが判明した関係事業者等に対し注意喚起を始めました。これらについては、経済産業省にも連絡しております。
◯ また、東洋ゴム工業に対して、10月5日に不正の範囲・内容の調査、取引先等への情報提供、事実関係の速やかな公表等を行うよう、改めて文書により指示しております。(別紙2参照)
◯ 国土交通省としては、この問題に対し全省的に対応するために、事務次官をヘッドとする省内連絡会議を設置し、同社製防振ゴム等を用いた施設等について情報共有を図るとともに、講ずべき措置について検討を行うこととしました。本日、第1回会議を開催したところであり、会議の構成等は別紙3の通りです。
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