令和元年6月28日
国土交通省では、交通運輸分野における政策課題の解決を目指すため、「交通運輸技術開発推進制度」により技術開発を推進しております。 今般、令和元年度新規研究課題として、3件の実施を決定しました。 |
交通運輸技術開発推進制度は、民間を含めた研究実施者から広く研究課題を募ることにより、交通運輸分野の課題解決に向けた優れた技術開発シーズを発掘することを目的とした競争的資金制度です。毎年度、交通運輸分野の政策課題の解決に資する研究開発テーマについて研究課題の公募を行い、提案された研究課題の中から優れたものを研究開発業務として委託しています。
最近の自然災害の激甚化、少子高齢化社会等の諸課題に技術的な面から対応し、持続可能な成長を実現していくため、本年度は、AI、ロボット技術等の最新技術を活用した安全性、生産性の向上に資する研究開発テーマについて、平成31年3月4日から4月12日まで公募を行ったところ、17件の応募がありました。そして、外部有識者により構成された委員会における評価や行政ニーズを踏まえ、以下のとおり3件の実施を決定しましたのでお知らせいたします。
なお、各研究課題の概要につきましては、別紙1を御覧ください。また、一昨年度より継続して実施する課題につきましては別紙2をご覧ください。
令和元年度新規研究課題 採択課題名 |
ジェットエンジン出力停止および航法計器異常を引き起こす高濃度氷晶雲の実態把握と 検出法・予測法開発に関する基礎的研究 |
常時微動計測による橋脚の固有振動数同定システムの開発 |
大規模災害時における海上・航空輸送に関わるボトルネック解析 ~マルチエージェントシステムによるシミュレータの開発~ |
制度の詳しい内容につきましては、以下の国土交通省HPをご参照下さい。
(URL:http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/safety/sosei_safety_tk2_000007.html)
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