令和5年10月3日
国土交通省では、交通運輸分野における政策課題の解決を目指すため、「交通運輸技術開発推進制度」により技術開発を推進しております。 今般、令和5年度新規研究課題として、短期集中型3件、SBIR省庁連携型2件の実施を決定しました。 |
交通運輸技術開発推進制度は、安全安心で快適な交通社会の実現や環境負荷軽減等に資するイノベーティブな技術を発掘から社会実装まで支援する競争的資金制度です。毎年度、交通運輸分野の政策課題の解決に資する研究開発テーマについて研究課題の公募を行い、提案された研究課題の中から優れたものを研究開発業務として委託しています。
今回、短期集中型は、「デジタル化・スマート化による働き方改革・生産性向上に向けた技術の社会実装による交通運輸分野への新価値創造につながる技術研究開発」をテーマに、令和5年7月14日から8月21日まで募集を行い、外部有識者委員会における評価や行政ニーズを踏まえ、3件の実施を決定しましたのでお知らせ致します。
また、SBIR省庁連携型については「IoT等の活用による内航近代化に係る研究開発」、「海の次世代モビリティによる沿岸・離島地域の課題解決に向けた研究開発」、「造船所の生産性向上に関する研究開発」の3テーマで新SBIR制度に基づき他省庁において研究開発初期段階(フェーズ1)支援を受けた研究課題を対象とし令和5年7月25日から8月28日まで募集を行い、外部有識者委員会における評価や行政ニーズを踏まえ、2件の実施を決定しましたのでお知らせ致します。
なお、本研究課題の概要につきましては、別紙を御覧ください。
〇令和5年度新規研究課題
採択課題名(短期集中型) |
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船員の負担軽減と船舶運航の効率化に向けたVDES通信技術の開発 |
センサ組込転がり軸受を用いたドローン用モータ診断ユニットの開発 |
AIによるドライバーの心不全を予見する研究 |
採択課題名(SBIR省庁連携型) |
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次世代内航のための遠隔監視・遠隔操船システムの研究開発 |
MBOM・BOPの自動生成によるデータ連携と建造シミュレータの造船製造分野への実装に関する研究
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