平成21年10月30日
1.エコレールマーク制度について
エコレールマーク制度は、地球環境に優しい鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品又は企業に対して、「エコレールマーク」の認定を行い、マークの表示によって消費者に判断基準を提供する制度です。
「エコレールマーク」の表示された商品等を通じて、流通過程において企業が地球環境問題に貢献していることを消費者に意識していただき、企業の鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを促進することを目的としています。
認定商品・認定企業について
○認定商品
・500㎞以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品
○認定企業
・500㎞以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業
・数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用
している企業
2.今回の新規認定について
平成21年10月29日(木)に第19回「エコレールマーク運営・審査委員会」(委員長 苦瀬博仁 東京海洋大学理事・副学長)が開催され、エコレールマークの認定商品として9件、認定企業として3件を新たに認定することが決定されました。
○新規エコレールマーク認定商品(9件)
・いたれりつくせり20度4L(キング醸造株式会社)
・東芝ライテックランプ〔ネオシリーズ・メロウシリーズ・
E-COREシリーズ〕(東芝ライテック株式会社鹿沼工場)
・ワンダ(アサヒ飲料株式会社)
・いぶき(アサヒ飲料株式会社)
・スーパーH2O(アサヒ飲料株式会社)
・フォション(アサヒ飲料株式会社)
・一級茶葉烏龍茶(アサヒ飲料株式会社)
・バヤリース(アサヒ飲料株式会社)
・ウィルキンソン(アサヒ飲料株式会社)
○新規エコレールマーク認定企業(3件)
・株式会社コロナ
・東芝メディカルシステムズ株式会社
・カシオ計算機株式会社
今回の認定を受け、認定商品は合計で43件(51品目)、認定企業は53件となりました。
上記の他、生活協同組合コープさっぽろ及び日本パレットレンタル株式会社が今回新たに協賛企業となり、合計12社となりました。
※1 協賛企業とは、エコレールマークを多くの一般消費者に普及させるために、エコレールマーク商品又は取組企業の輸送・流通に関わっている企業
※2 認定商品・認定企業の詳細は下記に掲載の「報道発表資料」をご覧下さい。