平成26年10月27日
標記検討会を下記のとおり開催しましたので、その概要をお知らせします。
記
1.日 時 平成26年10月27日(月) 14:30~16:00
2.場 所 日本貨物鉄道株式会社 越谷貨物ターミナル駅
3.出席者 別紙のとおり
4.議 事
(1)JR貨物における安全対策の進捗状況について
(2)利用運送事業者における偏積対策の取り組みについて
(3)他モード貨物輸送における偏積対策について
(4)その他
5.概 要
(1)JR貨物における対応に関し、重量計による重量バランス測定及び輪重測定装置
の技術開発の状況等について、説明及び質疑応答が行われた。
(2)利用運送事業者における偏積対策の取り組みとして、全国通運連盟主催による研
修会の実施及び養生資材の導入等の対策の概要等について、説明及び質疑応答が
行われた。
(3)他モード貨物輸送における偏積対策として、国際海上コンテナの陸上における安全
輸送ガイドライン及びマニュアルについて、説明及び質疑応答が行われた。
(4)年内を目途に第3回の検討会を開催することとされた。
(5)主な意見は以下のとおり。
・ 重量計による測定等の対策は、コンテナ内の偏積の有無を確認する方法として効
果があると認められる。引き続き、偏積が発生し易い貨物の実態を把握し、この結果
を情報共有し、適切な積付方への反映等の方策に活用していくことが重要である。
・ 偏積防止を含めた輸送品質向上の観点から、養生資材により積載貨物を固定する
対策は有効であり、引き続き、養生資材の導入支援を図っていくことが重要である。
・ コンテナ内に偏積が発見された場合における関係者間の連絡調整について、改め
て確認することが必要である。