平成31年2月18日
準天頂衛星等を活用した衛星測位については、様々な分野で利活用の促進に向けた検討がなされているところです。今般、「第1回 鉄道における準天頂衛星等システム活用検討会」を開催し、鉄道分野において、本技術の実用化に向けた検討を開始します。 |
宇宙基本計画(平成28年4月1日閣議決定)等を受けて、我が国の測位、通信等のための宇宙
システムが強化されてきており、特に、昨年11月に運用が開始された準天頂衛星(みちびき)に
ついては、官民からなる大臣会合が設置され、様々な分野で同衛星による高精度測位等の利活
用の促進に向けた検討がなされているところです。
鉄道分野では、本技術の活用により、走行する列車の位置を精度高く検知することが可能とな
ることから、
・ これまで用いてきた列車位置を検知するための地上設備の省力化・効率化
・ 接近する走行列車の位置を踏まえた保守作業の安全性の向上
などが期待でき、将来的には鉄道の運行管理への活用など、鉄道分野での生産性革命にも資す
るものと考えられます。
このため、「第1回 鉄道における準天頂衛星等システム活用検討会」を開催し、準天頂衛星を
含む衛星測位システムの活用方策やその課題等の抽出、フィールド試験による測位データの信
頼性の検証等を行い、鉄道分野における本技術の実用化に向けた方向性等をとりまとめるため
の検討を行います。
記
1.開催日時 : 平成31年2月19日(火) 9時00分~12時00分
2.場 所 : 中央合同庁舎3号館11階特別会議室
(東京都千代田区霞が関2-1-3)
3.構 成 員 : 学識経験者、鉄道事業者、関係団体、研究機関、鉄道局
4.内 容 : 鉄道分野における衛星測位の検討状況や課題、活用の可能性について 等
5.取 材 等 : 傍聴は不可ですが、撮影は冒頭のみ可能です。
希望される方は、8時50分までに、会場へお越し下さい。
6.そ の 他 : 今後のとりまとめ結果は、国土交通省ホームページに掲載する予定です。