令和元年9月20日
<会議延期のお知らせ>
無線式列車制御システムについては、首都圏等の鉄道での導入が始まっているところです。今般、「第1回 地方鉄道向け無線式列車制御システム仕様標準化検討会」を開催し、経営の厳しい地方鉄道においても同様のシステムが導入できるよう、仕様標準化に向けた検討を開始します。 |
今後我が国では、人口減や高齢化により鉄道利用者や働き手が減少し、また鉄道施設の経年劣化
も進展しております。このため、既存施設の有効活用を図りながら、鉄道の運営や施設の維持管理
の効率化・省力化を可能とし、利用者の利便性の向上にも資する鉄道分野での生産性革命を進める
必要があります。
平成30年7月に行われた「鉄道の輸送トラブルに関する対策のあり方検討会」において、
- 鉄道の電気設備等(特に電路設備、信号保安設備)は、部品点数が多く、保守点検が手間
- 少子化により保守点検に携わる技術者の人材確保が困難
- 「無線式列車制御システム等の導入推進のための仕組みづくり」を位置付け
等がとりまとめられました。
経営の厳しい地方の鉄道事業者も導入できるような、無線等を活用した運転保安(信号等)シス
テムを開発することで、信号機や軌道回路等の地上設備の削減が可能となり、地上設備の保守点検
が効率化・省力化が可能となります。
このため、「第1回 地方鉄道向け無線式列車制御システム仕様標準化検討会」を開催し、地方
鉄道で必要な無線等による列車制御の機能、装置に関する情報を整理し、仕様の標準化に向けた検
討を行います。
記
1.開催日時 :
令和元年9月24日(火)10時00分~11時30分
※台風17号の接近に伴い、会議を延期します。日時が決まりましたら、改めてお知らせします。
2.場 所 : 中央合同庁舎3号館4階特別会議室 (東京都千代田区霞が関2-1-3)
3.構 成 員 : 学識経験者、鉄道事業者、関係団体、研究機関、鉄道局
4.内 容 : 地方鉄道向け無線式列車制御システムの仕様標準化に向けた検討の方向性 等
5.取 材 等 : 傍聴は不可ですが、撮影は冒頭のみ可能です。希望される方は、9時50分までに、会場へお越し下さい。
6.そ の 他 : 今後のとりまとめ結果は、国土交通省ホームページに掲載する予定です。