令和元年9月27日
無線式列車制御システム(CBTC)については、運行安定性向上や保守作業効率化等が見込めることから、首都圏等の鉄道で導入が進められているところです。
今般、「第1回 都市鉄道向け無線式列車制御システム(CBTC)仕様共通化検討会」を開催し、CBTCのより一層の導入促進に向けた仕様の共通化に関する検討を開始します。 |
現在、首都圏等で無線を利用した列車制御システム(以下、CBTC)の開発・導入が進められているところです。
CBTCでは、列車間隔を短くすることが可能で高い遅延回復効果が得られるなど運行の安定性が向上するととも
に、軌道回路等の地上設備を簡素化することで保守作業の効率化や輸送障害の削減等にも寄与することから、
今後の更なる導入が期待されています。
一方、首都圏等では相互直通運転が進んでいることから、各鉄道事業者が路線毎に様々なシステムを開発・
導入すると、複数のシステムに対応させる必要があり、コスト増等の要因になります。
このため、鉄道局では「都市鉄道向け無線式列車制御システム(CBTC)仕様共通化検討会」を設け、鉄道分野
における生産性革命に資するCBTCの仕様共通化等に関する検討を行い、より一層の導入促進を図ります。
※CBTC:Communications-Based Train Control(無線式列車制御システム)
記
1.開催日時 : 令和元年9月30日(月)13時30分~15時30分
2. 場 所 : 経済産業省別館11階1111各省庁共用会議室
(東京都千代田区霞が関1-3-1)
3.構 成 員 : 学識経験者、鉄道事業者、研究機関、関係団体、鉄道局
4. 内 容 : 都市鉄道向け無線式列車制御システムの仕様共通化に向けた検討の進め方 等
5.取 材 等 : 傍聴は不可ですが、撮影は冒頭のみ可能です。希望される方は、13時20分までに、
会場へお越し下さい。