平成28年4月7日
東京メトロ半蔵門線九段下駅において、列車のドアにベビーカーを挟んだまま列車が出発するという事案があり、同種事案の再発防止を図るため、各地方運輸局等を通じ、全国の鉄軌道事業者に対して、指導する文書を4月6日に発出しました。
平成28年4月4日、東京メトロ半蔵門線九段下駅において、列車のドアにベビーカーを挟んだまま列車が出発するという事案がありました。幸いにも負傷者はありませんでしたが、一歩、間違えれば大事故につながりかねない事案でした。
原因については、東京メトロより、列車を発車させる際の車掌による安全確認が不十分であり、また、発車直後に車内非常通報ブザー及びホーム非常停止ブザーが鳴動していたにもかかわらず、車掌が適切な措置を講じなかったことである、との報告を受けているところですが、同種事案の再発防止を図るため、列車出発時の安全確認の基本動作の徹底、警報装置が鳴動したときに執る措置の徹底、そして車掌の教育・訓練方法において見直す箇所が無いかの検証について、各地方運輸局等を通じ、全国の鉄軌道事業者に対して指導するよう、別紙のとおり4月6日に文書を発出しましたので、お知らせいたします。
別紙(PDF形式)
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