令和2年11月12日
国土交通省では、能力レベルに応じた賃金支払いの実現に向けて、下請企業が支払うための原資を見積価格に適正に反映し、元請企業がその見積りを尊重できる環境の整備に向けた検討を行うため「標準見積書改定ワーキンググループ」を設置しました。
今般、第1回目の検討会を11月16日(月)に開催します。 |
専門工事業団体により整備された能力評価基準に従い、建設業界全体としてレベルに応じた賃金水準の相場観を形成し、
短期的な景気変動や受注環境の変化に請負金額が左右されない体質に変えていくため、各団体におけるレベル別賃金目安
の設定・公表と並行して、下請企業は賃金目安に応じた賃金を支払うための原資を見積価格に適正に反映し、元請企業は
下請企業の見積を尊重できる環境を整備することが重要です。
そこで、レベル3・4の職長クラスのマネジメント能力に対する賃金をマネジメントフィーとして見積書において別枠計上すること
に業界全体で取り組むため、「標準見積書改定WG」を設置し、先行で賃金目安の設定・公表を行った7職種の専門工事業団体
と元請団体が意見交換・認識共有を行うとともに、具体的な取組の検討を行い、年度内に一定の結論を得ることを目指して進めていきます。
1.日時: 令和2年11月16日(月)15:00~17:00
2.住所: 経済産業省別館2階 218各省庁共用会議室
東京都千代田区霞ヶ関 1 丁目 3 番 1 号
3.出席団体: 別紙1のとおり
4.主な議題(予定): 標準見積書の改定について ほか
5.その他:
・会議は非公開としますが、会議の冒頭(挨拶まで)はカメラ撮りが可能です。
撮影をご希望の報道関係者は11月13日(金)12:00までに申込書(別紙2)をFAXで提出願います。
・新型コロナウイルス感染症対策等も踏まえ、カメラ撮りの参加は各社1名とさせていただきます。
入館される際は検温を行い、37.5度以上の発熱が確認された場合は入館できません。
また、必ずマスクを着用してお越し下さい。