平成31年4月1日
○ 由木国土交通審議官は3月19、20日、ギリシャ共和国アテネ市で開催された「OECD地域開発政策委員会(RDPC)第4回閣僚級会合」に出席しました。
○ 本会合では、世界における中長期的な潮流(メガトレンド)を踏まえた地域開発政策について議論が行われ、日本からも「コンパクト・プラス・ネットワーク」による人口変動への対応や、質の高いインフラへの投資の重要性について発言しました。
○ 閉会セッションでは、「都市政策に関する原則案」及び「農村政策に関する原則案」が歓迎され、地域の特性に応じた政策の実行や、スマートで持続可能性があり包摂的な地域の構築、政策立案・実行への多様なステークホルダーの参画の必要性が確認されました。
○ また、上記閣僚級会合に先立ち「第7回市長と閣僚の円卓会議」に富山市の森雅志市長、福岡市の髙島宗一郎市長と共に出席し、コンパクトシティ政策を取り入れている富山市や、国家戦略特区制度を活用している福岡市の施策を紹介しました。
3月19日(火) 9:00~12:00 「第7回市長と閣僚の円卓会議」出席
12:45~17:00 「OECD・RDPC第4回閣僚級会合」出席
3月20日(水) 9:00~17:00 「OECD・RDPC第4回閣僚級会合」出席
※会合の結果詳細については別紙を参照ください。
(参考)
・OECD・RDPC:都市問題、地域開発政策等について調査、研究を行い、各国政府に対し政策提言等を行うための委員会。
閣僚級会合は約5年に1度開催され、前回は2013年12月、フランス・マルセイユで開催。
・市長と閣僚の円卓会議:重要な都市政策上の課題について、中央・地方双方からのハイレベルな代表者が意見交換をするための会議。
前回は2015年10月、メキシコ・メキシコシティで開催。
・閣僚級会合の公式ウェブサイト: http://www.oecd.org/regional/ministerial/ を参照。
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