平成29年3月10日
国土交通省では、3月14日に、第3回都市計画基本問題小委員会を開催します。
今回は、空き地等の有効活用方策、都市のスポンジ化の理論的分析について、委員3名(秋田委員・角松委員・中川委員)から、事例や分析を踏まえたプレゼンテーションを行い、都市のスポンジ化対策への視点等について議論します。
*都市のスポンジ化:都市の内部において、小さな孔が空くように、空き地、空き家等が、小さな敷地単位で、時間的・空間的にランダムに、相当程度の分量で発生すること。都市の密度が低下することで、サービス産業の生産性の低下、行政サービスの非効率化、まちの魅力の低下、コミュニティの存続危機など、様々な悪影響を及ぼすことが懸念される。
都市計画基本問題小委員会は、人口減少社会で顕在化しつつある、「都市のスポンジ化」などの都市をめぐる様々な課題への対応方策を調査・検討するため、社会資本整備審議会に設置されました。(委員構成等については、別紙参照)
第3回小委員会では、秋田委員(千葉大学)からは郊外の空き地の活用事例と対策の方向性、角松委員(神戸大学)、中川委員(日本大学)からは、それぞれ、特定空家法の法学的評価、スポンジ化が発生する経済学的分析等を通じた、スポンジ化対策を検討するに当たって必要な課題や視点などについてプレゼンテーションを行います。
第3回の詳細は下記のとおりです。
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