平成23年12月26日
国土交通省では、東日本大震災による津波被災市街地の復興に向けて、被災市町村の復興計画づくりを支援するため、被災状況調査や復興パターン検討、復興手法の検討等を行っています。
このうち、青森県から千葉県までの6県62市町村の津波の浸水被害者を対象に津波からの避難実態調査について、現時点までの調査結果(速報)をとりまとめましたので公表いたします。
結果を集計したところ、ヒアリング対象者のうち、約80%の人が30分以内に避難を開始していましたが、家族・親戚等の探索等の行動も多い状況でした。また、避難の際の交通手段は徒歩と車がほぼ半々であり、車の方が徒歩より平均移動距離は長いものの、車による避難者の約18%は、500m以内の短距離の利用でした。さらに、避難路の問題点として、「信号が点灯していなかた」、「渋滞して車が動けない状態だった」との回答を挙げる方が多い状況でした。
報道発表資料(PDF形式:210KB)
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