平成29年12月20日
国土交通省では、健康性、快適性等に優れた不動産に係る認証制度の構築が重要であるとの認識のもと、「ESG投資の普及促進に向けた勉強会」において検討を進めてきたところであり、今般、当該認証制度のあり方について中間とりまとめを行いました。
【背景】
○ 投資家が投資先企業に対して環境・社会・ガバナンスへの配慮を求めるESG(※)投資原則が、欧米を中心に世界的潮流となりつつある中で、不動産分野においては、不動産そのものの環境負荷の低減だけではなく、執務環境の改善、知的生産性の向上、優秀な人材確保等の観点から、働く人の健康性、快適性等に優れた不動産への注目が高まっています。
○ 国土交通省では、本年6月にとりまとめた「不動産投資市場の成長に向けたアクションプラン」を踏まえ、「ESG投資の普及促進に向けた勉強会」(座長:堀江隆一 CSRデザイン環境投資顧問(株)代表取締役社長)において、健康性、快適性等に優れた不動産に係る認証制度のあり方について、検討を重ねてきました。
(※)ESG・・・環境(Environment)・社会(Society)・ガバナンス(Governance)の略。
【認証制度のあり方の中間とりまとめ(概要)】
オフィスビルの基本性能、運営管理、プログラムの3分類について、働く人の「健康性・快適性」「利便性」「安全性」に関する内容を評価。
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