平成25年8月23日
平成25年3月末時点における全国及び地方公共団体の地籍調査の進捗率を取りまとめましたのでお知らせします。結果は、地籍調査ウェブサイト(http://www.chiseki.go.jp/index.html)からご覧いただくことができます。
地籍調査とは、国土調査法に基づき、主に市町村が主体となって、土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量する調査です。地籍調査が行われることにより、その成果は登記所にも送られ、登記簿の記載が修正され、地図が更新されることになります。
地籍調査は国土調査法が制定された昭和26年から行われています。昭和37年には国土調査促進特別措置法が制定され、国土調査事業十箇年計画に基づき計画的な調査が行われるようになりました(現在の第6次国土調査事業十箇年計画は、平成22年に閣議決定)。
平成25年3月末現在、地籍調査の進捗率は全国で50%となっています(別紙1)。地域区分別に見ると、土地が細分化され権利関係が複雑な都市部(DID)や高齢化が進展している山村部(非DID:林地)において進捗率が低くなっています(それぞれ23%、43%)。
都道府県ごとの地籍調査の進捗率は、別紙2のとおりで、8~99%とかなりのばらつきがあります。これは、地方公共団体の予算や人員に制約があること等が背景になっています。
また、市区町村ごとの進捗率は、地籍調査ウェブサイトに掲載しています。あわせて、お住まいの地区の地籍調査が実施済みかどうかが分かる地籍調査実施地区を示した地図も掲載しています(平成23年度末時点の状況について、各市区町村からの情報を基に作成)。
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