平成30年11月7日
国土交通省では、発注者の業務を補助する契約方式である「CM方式」※1について、地方公共団体の発注者が利用しやすい仕組みを創設するため、その具体的な制度設計を検討する検討会を設置しており、11月12日に第2回検討会を開催します。 |
公共事業の発注者である地方公共団体では、土木・建築職員が減少し、特に小規模な地方公共団体では、今後、発注体制が十分に確保できなくなるおそれがあり、CM方式等へのニーズが高まっています。一方で、CM方式には、実施要領や選定基準等について制度的な位置づけがなく、その普及が進まない一因となっていました。
本検討会は、「CM方式(ピュア型)」
※2に焦点をあて、特に小規模な地方公共団体を想定した公共発注者が利用しやすい仕組みの創設に向けて、CM方式に精通している学識経験者や実務者の協力を得ながら、具体的な事例を分析して抽出された論点を基に制度設計について検討することを目的としたものです。第2回の詳細については以下のとおりです。
※1 CM=Construction Managementの略。建設プロジェクトにあたり、設計・発注・施工の各段階において、
コンストラクションマネージャーが技術的な中立性を保ちつつ、発注者の業務を補助する契約方式
※2 コンストラクションマネージャーが施工に関するリスクを負わずマネジメント業務を行う方式
1. 日 時 : 平成30年11月12日(月)13:30~15:30
2. 場 所 : 東京都千代田区霞が関2ー1-3 中央合同庁舎3号館11階特別会議室
3. 委 員 : 別紙のとおり
4. 議 題 : ・CM標準約款の整備
・CMRの業務執行権限の範囲 ほか
5. 取材等 : ・会議は非公開にて行いますが、カメラ撮りは、報道関係者に限り、冒頭のみ(座長の挨拶まで)といたします。
・当日は会議開始前までに会場内受付にお集まり下さい。(事前の登録不要)
・配付資料等については、国土交通省のホームページにて公開する予定です。
<検討会のスケジュール>
検討会は平成31年 3月までに5回開催(第3回以降は予定)
第1回 平成30年 9月27日(木)
第2回 平成30年11月12日(月)
第3回 平成30年12月19日(水)
第4回 平成31年 2月
第5回 平成31年 3月