平成28年9月2日
国土交通省及び厚生労働省は、建設業の人材確保・育成に多角的に取り組むため、平成
29年度予算の概算要求を行い、「建設業の人材確保・育成に向けて(平成29年度予算概算
要求の概要)」をとりまとめましたので、公表します。
建設業の技能労働者の3分の1は55歳以上となっており、他産業と比べて高齢化が進行して
います。このような中、建設業が持続的な成長を果たしていくためには、中長期的に人材確保・
育成を進めていくことが重要な課題であり、国土交通省と厚生労働省はこれまでも現状認識の
共有や相互の施策を支援するなど、連携した取り組みや検討を行ってきました。
今後とも引き続き、両省で連携して関係施策等を実施し、建設業の人材の確保・育成に一層
取り組んでまいります。
「建設業の人材確保・育成に向けて(平成29年度予算概算要求の概要)」のポイント ○ 3つの重点事項で厚生労働省と国土交通省の概算要求をとりまとめ。 1.「人材確保」 建設業への入職を促すため、建設業の魅力の向上や入職促進に向けた きめ細かな取組を実施 ・建設労働者確保育成助成金による支援 52億円 ・社会保険等未加入対策の更なる推進 36百万円 等 2.「人材育成」 若年技能労働者等を育成するための環境整備 ・中小建設事業主等への支援(建設労働者緊急育成支援事業等) 9.2億円 ・技能者のキャリアパスの見える化に向けた検討 43百万円 等 3.「魅力ある職場づくり」 技能労働者の処遇を改善し、安心して働けるための環境整備 ・雇用管理責任者等に対する研修等の実施 1.1億円 ・「建設業女性定着モデル」推進パッケージ 81百万円 等 |
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。