平成20年5月22日
我が国全体としてみれば、水使用量はやや減少の傾向となり、また水資源開発施設の整備が進んだことも相まって、水需要と供給の乖離が縮小しつつあります。
一方で、水資源の有効利用、水害や土砂災害への対策、安全でおいしい水への要請等の課題への対応が望まれています。さらには、近年、地球温暖化に伴う気候変動により降水特性等が変化し、水資源への影響が懸念されています。
このように、気候変動等の水資源に対する新たな不安定要因が加わる中で、水利用の安定性を確保するために、「需要側と供給側の両方からの、総合的な水資源管理」のあり方を検討することを目的として、「気候変動等によるリスクを踏まえた総合的な水資源管理のあり方研究会」(国土交通省土地・水資源局水資源部長の私的研究会)が設置され、平成19年7月から5回の会合が開催され議論が行われてきました。
このたび、『中間とりまとめ』がまとめられましたので、お知らせ致します。
なお、同研究会の開催経過についての詳細は、以下のURLでご覧いただけます。
http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/07study/07study.html