平成21年7月9日
国土交通省では、的確な水資源開発基本計画(以下、「フルプラン」という。)を策定するとともに、その一層の透明性の確保を図る観点から、水の需給計画を策定(フルプランの全部変更)してからおおむね5年を目途に計画の達成度について点検(中間評価)を行うこととしています。
今般、吉野川水系フルプラン(平成14年2月全部変更、以下、「現行フルプラン」という。)について、国土審議会水資源開発分科会吉野川部会における調査・審議を踏まえ、中間評価を行いましたので、お知らせします。
【中間評価のポイント】
○ 目標年度の需要見通し、近年の取水実績、供給施設の供給能力の低下等を総合的に勘案すると、的確なフルプランの策定、透明性の確保の観点から、現行フルプランを見直すことが必要である。
○ その際、現行フルプランの目標年度があと1年後であることを考慮すれば、現行フルプランの変更ではなく、新たな次期計画の策定が行えるよう取り組んでいくことが重要である。
○ 今後は、関係者との調整等を行いつつ、すみやかに課題についての検討を進め、その成果を次期計画に反映するよう努める。
【添付資料】
・ 吉野川水系における水資源開発基本計画 中間評価について
(中間評価に関する吉野川部会の調査・審議を取りまとめた資料)
・ 吉野川水系における水資源開発基本計画 中間評価書
(吉野川部会の調査・審議を踏まえ、国土交通省が作成した中間評価書)
※なお、同部会の開催経緯等については、以下のURLでご覧いただけます。
http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/d_plan/ch_05/yoshino.htm