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発生日 | 運航者 | 航空機型式 | 便名 | 出発地 | 目的地 | 着陸地 | 概要 | 備考 |
1. |
7月1日 |
フェデラルエクスプレス |
ダグラス式MD-11型 |
FDX26 |
関西国際空港 |
オークランド |
関西国際空港 |
離陸直後、第2エンジンに振動が発生するとともに、排気ガス温度が上昇したことを示す計器表示があったため、当該エンジンを停止させ、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。 |
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2. |
7月1日 |
エアーニッポンネットワーク |
ボンバルディア式DHC-8-402型 |
ANA1653 |
大阪国際空港 |
佐賀空港 |
大阪国際空港 |
上昇中、気象レーダーに不具合が発生したため引き返した。 |
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3. |
7月1日 |
日本航空ジャパン |
ダグラス式DC-9-87型 |
JAL2526 |
釧路空港 |
関西国際空港 |
新千歳空港 |
飛行中、2防氷系統のうち1防氷系統に不具合が発生したため、目的地を変更した。 |
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4. |
7月1日 |
エアーニッポン |
ボーイング式737-500型 |
ANA234 |
福岡空港 |
中部国際空港 |
福岡空港 |
離陸直後、第2エンジンの排気ガス温度計の指示に異常が認められたため引き返した。 |
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5. |
7月2日 |
琉球エアーコミューター |
デ・ハビランド式DHC-8-103型 |
RAC871 |
那覇空港 |
久米島空港 |
那覇空港 |
飛行中、方向舵の不具合を示す計器表示があったため引き返した。 |
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6. |
7月2日 |
ジェイエア |
ボンバルディア式CL-600-2B19型 |
JAL2265 |
大阪国際空港 |
福島空港 |
名古屋飛行場 |
飛行中、ピトー管の防氷系統の不具合を示す計器表示があったため、目的地を変更した。 |
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7. |
7月3日 |
ジェイエア |
ボンバルディア式CL-600-2B19型 |
JAL2233 |
大阪国際空港 |
山形空港 |
山形空港 |
飛行中、前脚ステアリングの不具合を示す計器表示があり、着陸後も表示が消えないため滑走路上にて機体を停止させた。牽引車により駐機場へ移動するまでの間、当該滑走路は閉鎖された。 |
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8. |
7月4日 |
琉球エアーコミューター |
デ・ハビランド式DHC-8-103型 |
RAC873 |
那覇空港 |
久米島空港 |
那覇空港 |
飛行中、第2エンジンの燃料供給系統の不具合を示す計器表示があったため引き返した。 |
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9. |
7月4日 |
日本航空ジャパン |
ダグラス式MD-90-30型 |
JAL1857 |
東京国際空港 |
長崎空港 |
東京国際空港 |
離陸直後、自動操縦装置に不具合が発生したため引き返した。 |
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10. |
7月6日 |
中国国際航空公司 |
ボーイング式737-800型 |
CCA924 |
仙台空港 |
大連 |
関西国際空港 |
飛行中、第2エンジンの燃料フィルターのつまりを示す計器表示があったため目的地を変更した。 |
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11. |
7月6日 |
エアーニッポン |
ボーイング式737-700型 |
ANA335 |
中部国際空港 |
熊本空港 |
中部国際空港 |
飛行中、高揚力装置(前縁フラップ)の不具合を示す計器表示があったため引き返した。 |
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12. | 7月9日 | スカイネットアジア航空 | ボーイング式737-400型 | SNJ62 | 宮崎空港 | 東京国際空港 | 東京国際空港 | 飛行中、第2エンジンの推力低下を示す計器表示があったため、当該エンジンを停止し、航空交通管制上の優先権を要請した。 |
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13. | 7月10日 | 大韓航空 | ボーイング式747-400型 | KAL722 | 関西国際空港 | ソウル(仁川) | 関西国際空港 | 離陸直後、二階席右側非常口のロック装置の不具合を示す表示があったため引き返した。 |
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14. | 7月11日 | 日本エアコミューター | サーブ・スカニア式SAAB340B型 | JAC3554 | 出雲空港 | 福岡空港 | 出雲空港 | 飛行中、第2エンジンの抽気系統の不具合を示す表示があったため引き返した。 |
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15. | 7月11日 | ジェイエア | ボンバルディア式CL-600-2B19型 | JAR7981 | 那覇空港 | 名古屋飛行場 | 那覇空港 | 飛行中、第2エンジンの抽気系統の不具合が発生したため引き返した。 |
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16. | 7月12日 | ジェイエア | ボンバルディア式CL-600-2B19型 | JAL2000 | 新千歳空港 | 大阪国際空港 | 新千歳空港 | 飛行中、第1エンジンの抽気系統の不具合を示す計器表示があったため引き返した。 |
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17. | 7月12日 | 日本エアコミューター | ボンバルディア式DHC-8-402型 | JAC3775 | 鹿児島空港 | 種子島空港 | 鹿児島空港 | 飛行中、操縦系統の一部(ピッチトリム)の不具合を示す計器表示があったため引き返した。 |
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18. | 7月14日 | 日本エアコミューター | ボンバルディア式DHC-8-402型 | JAC3741 | 鹿児島空港 | 屋久島空港 | 鹿児島空港 | 離陸直後、脚上げ操作を実施したが、前脚及び左右主脚が格納されていないことを示す計器表示があったため引き返した。 |
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19. | 7月14日 | ノースウエスト航空 | ボーイング式747-200型 | NWA910 | 成田国際空港 | 上海(浦東) | 成田国際空港 | 飛行中、第3エンジンのスターターシステムの不具合を示す計器表示があったため、当該エンジンを停止し、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。 |
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20. | 7月15日 | アイベックスエアラインズ | ボンバルディア式CL-600-2B19型 | IBX3071 | 大阪国際空港 | 庄内空港 | 大阪国際空港 | 上昇中、機長側と副操縦士側の速度計の値が異なる表示であったため引き返した。 |
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21. | 7月18日 | ノースウエスト航空 | ボーイング式747-200型 | NWA906 | 台北 | 成田国際空港 | 成田国際空港 | 飛行中、4油圧系統のうち1油圧系統の油量の低下を示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請した。 |
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22. | 7月21日 | 日本エアコミューター | ボンバルディア式DHC-8-402型 | JAC2315 | 大阪国際空港 | 松山空港 | 大阪国際空港 | 飛行中、3油圧系統のうち1系統の不具合を示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。着陸後、前脚ステアリングが作動しないため滑走路上に停止した。その後牽引車により駐機場へ移動したが、滑走路上に漏れた作動油の洗浄のため、当該滑走路は閉鎖された。 |
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23. | 7月23日 | ノースウエスト航空 | ボーイング式747-200F型 | NWA904 | 関西国際空港 | アンカレッジ | 関西国際空港 | 離陸直後、第3エンジンに不具合が発生したため、当該エンジンを停止し、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。 |
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24. | 7月26日 | ジェイエア | ボンバルディア式CL-600-2B19型 | JAL2235 | 大阪国際空港 | 山形空港 | 名古屋飛行場 | 飛行中、第2エンジンの回転数及び排気ガス温度の異常を示す計器表示があったため目的地を変更した。 |
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25. | 7月26日 | 日本航空インターナショナル | ボーイング式767-300型 | JAZ943 | 関西国際空港 | グアム | 関西国際空港 | 飛行中、副操縦士席側のピトー管の防氷装置の不具合を示す計器表示があったため引き返した。 |
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26. | 7月27日 | 日本航空ジャパン | エアバス・インダストリー式A300B4-622R型 | JLJ7938 | バンコク | 東京国際空港 | バンコク | 離陸直後、操縦室下部の機器室に煙が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。 | 着陸後の点検の結果、煙が発生した痕跡は認められなかった。
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27. | 7月30日 | 日本航空インターナショナル | ボーイング式777-200型 | JAL415 | 成田国際空港 | パリ | モスクワ | 飛行中、副操縦士が急病となったため、当該副操縦士を交替要員と交替させたうえで、目的地をモスクワ(シェルメチボ空港)に変更した。 | 当該便は、交替要員1名を含む3名の運航乗務員編成で運航されていた。
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28. | 7月31日 | 日本トランスオーシャン航空 | ボーイング式737-400型 | JTA619 | 那覇空港 | 石垣空港 | 宮古空港 | 着陸のため進入中、高揚力装置(フラップ)の不具合を示す計器表示があったため、目的地を変更した。 |
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29. |
7月31日 |
ノースウエスト航空 |
ボーイング式747-200型 |
NWA9868 |
成田国際空港 |
関西国際空港 |
関西国際空港 |
飛行中、第1エンジンの滑油圧力の低下及び滑油温度の上昇を示す計器表示があったため、当該エンジンを停止させたうえで航空交通管制上の優先権を要請した。 |
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(注)
鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。