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発生日 | 運航者 | 航空機型式 | 便名 | 出発地 | 目的地 | 着陸地 | 概要 | 備考 |
1 |
7月1日 |
オリエンタルエアブリッジ |
ボンバルディア式DHC-8-402型 |
ORC67 |
福岡空港 |
宮崎空港 |
宮崎空港 |
飛行中、機内に煙のようなもの及び異臭が発生し、化粧室内等で煙が発生したことを示す計器表示があった。緊急事態を宣言した上で着陸後、滑走路付近の誘導路上で停止し、乗客を降機させた。牽引車により移動するまでの間、同滑走路が閉鎖された。 |
到着後の点検の結果、火災の痕跡は認められず、第2(右側)エンジンからの滑油漏れが原因であった可能性が高いことが判明した。 |
2 |
7月4日 |
全日本空輸 |
ボーイング式787-9型 |
ANA203 |
東京国際空港 |
フランクフルト |
東京国際空港 |
上昇中、気象レーダーに不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。 |
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3 |
7月7日 |
アイベックスエアラインズ |
ボンバルディア式CL-600-2C10型 |
IBX53 |
大阪国際空港 |
仙台空港 |
大阪国際空港 |
上昇中、機長側操縦室窓のシーラントの一部が落下するのが視認されたため引き返した。 |
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4 |
7月7日 |
北海道エアシステム |
ATR式42-500型 |
JAL2721 |
札幌飛行場 |
女満別空港 |
札幌飛行場 |
上昇中、第1(左側)エンジンの抽気系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。 |
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5 |
7月8日 |
北海道エアシステム |
ATR式42-500型 |
JAL2861 |
札幌飛行場 |
釧路空港 |
札幌飛行場 |
離陸直後に第1(左側)エンジンの抽気系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。 |
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6 |
7月10日 |
ジェイエア |
エンブラエル式ERJ170-100STD型 |
JAL3563 |
福岡空港 |
徳島飛行場 |
大阪国際空港 |
上昇中、第1(左側)エンジンの外気温度検知器の防氷機能に不具合が発生したことを示す計器表示があったため、空港周辺の天候を考慮し目的地を変更した。 |
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7 |
7月11日 |
Peach・Aviation |
エアバス式A320-214型 |
APJ105 |
関西国際空港 |
新千歳空港 |
関西国際空港 |
飛行中、機長席側のピトー管の防氷装置に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。 |
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8 |
7月13日 |
セブ・パシフィック |
エアバス式A321-211型 |
CEB5055 |
成田国際空港 |
マニラ |
成田国際空港 |
離陸直後に第1(左側)エンジンの排気ガス温度が通常よりも上昇したことを示す計器表示があったため引き返した。 |
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9 |
7月15日 |
ANAウイングス |
ボンバルディア式DHC-8-402型 |
ANA1851 |
大阪国際空港 |
青森空港 |
大阪国際空港 |
上昇中、プロペラの除氷系統に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。 |
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10 |
7月18日 |
オリエンタルエアブリッジ |
デハビランド・エアクラフト・オブ・カナダ式DHC-8-201型 |
ORC41 |
長崎空港 |
壱岐空港 |
長崎空港 |
飛行中、航空機衝突防止装置に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。 |
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11 |
7月21日 |
AIRDO |
ボーイング式737-700型 |
ADO100 |
新千歳空港 |
仙台空港 |
東京国際空港 |
上昇中、対地接近警報装置に不具合が発生したことを示す計器表示があったため、目的地を変更した。 |
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12 |
7月25日 |
ユナイテッド航空 |
ボーイング式787-9型 |
UAL28 |
シンガポール |
サンフランシスコ |
東京国際空港 |
飛行中、客室乗務員1名が体調不良となったため、目的地を変更し、航空交通管制上の優先権を要請のうえ、着陸した。 |
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13 |
7月26日 |
フジドリームエアラインズ |
エンブラエル式ERJ170-200STD型 |
FDA504 |
新潟空港 |
福岡空港 |
新潟空港 |
上昇中、高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。 |
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14 |
7月30日 |
中国南方航空 |
エアバス式A321-231型 |
CSN627 |
瀋陽(中国) |
成田国際空港 |
成田国際空港 |
着陸後の地上走行中、機長はタイヤが誘導路のくぼみに引っかかったように感じたため、滑走路付近の誘導路上で当該機を停止させた。牽引車により移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。 |
点検の結果、誘導路に異常は認められなかった。 |
15 |
7月30日 |
スカイマーク |
ボーイング式737-800型 |
SKY761 |
中部国際空港 |
新千歳空港 |
中部国際空港 |
離陸直後に自動操縦装置に不具合が発生したため引き返した。 |
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16 |
7月31日 |
中華航空 |
エアバス式A321-271NX型 |
CAL112 |
台北(桃園) |
広島空港 |
広島空港 |
離陸直後に主脚のタイヤの空気圧が通常より低いことを示す計器表示があった。飛行を継続し、着陸後、滑走路上で停止した。その後、牽引車により移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。 |
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注 :自社の乗員訓練や機体の試験等を実施中に発生したもの、鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
注2:外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。