奄美・小笠原

小笠原諸島の概要

南島の扇池
(南島の沈水カルスト地形は、平成20年に天然記念物に指定されました。)

1 地理的特性

・東京の南約1,000kmに位置する父島列島及び母島列島をはじめ、硫黄島、沖ノ鳥島(我が国最南端)、南鳥島(同最東端)等太平洋上に散在する30余の島々からなる。
・我が国の排他的経済水域の約3割を確保
・総面積は約107km2(父島は約23km2、母島は約20km2)

2 沿革

文禄 2年(1593年) 小笠原貞頼により発見されたと伝えられる。
明治 9年(1876年) 国際的に日本領土と認められる。
昭和19年(1944年) 太平洋戦争の局面悪化により、島民が本土に強制疎開させられる。
昭和21年(1946年) 米国の軍政下に置かれる。
昭和43年(1968年) 日本に返還され、東京都の行政管理下に編入される。
昭和44年(1969年) 小笠原諸島復興特別措置法公布(以後、5年ごとに改正が行われ、期限を延長)
昭和54年(1979年) 小笠原諸島振興特別措置法と改称
平成 元年(1989年) 小笠原諸島振興開発特別措置法と改称
平成23年(2011年) 小笠原諸島世界自然遺産登録
令和 元年(2019年) 小笠原諸島振興開発特別措置法の一部改正(有効期限を5箇年延長)
            小笠原諸島振興開発基本方針を策定

3 概況

・人口:2,464人(2024年4月1日現在)【住民基本台帳人口】
   〔参考〕 戦前ピーク:7,711人(1944年)
・主な産業:<農業>農家戸数  53戸(2022年4月1日)
          生産高   130百万円(2021年)
          特産品   パッションフルーツ、トマト等
        <漁業>漁組組合員数  77人(父島2022年12月、母島2023年3月)
          漁獲高               707百万円(2022年)
          特産品     メカジキ、マグロ、ソデイカ等
        <観光>観光入込客数  23,318人(2022年度)
          観光客消費額  1,907百万円(2021年)
・交通手段:約6日に1便の船便(航空路なし)
・国立公園面積割合:約80%
・行政組織:小笠原総合事務所(国の機関)、東京都小笠原支庁小笠原村役場

[小笠原諸島の主要指標]

小笠原諸島の風景

二見港

初寝浦

ウェザーステーションからの夕日

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ジョンビーチとジニービーチ

おがさわら丸出航時の見送り

お問い合わせ先

国土交通省国土政策局特別地域振興官付小笠原振興係
電話 :03-5253-8111(内線29-723)
直通 :03-5253-8424

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