平成21年1月21日
平成21年1月15日(日本時間16日)、米国ニューヨーク・ラガーディア空港を離陸したUSエアウエイズの航空機が、ニューヨーク・マンハッタン近郊のハドソン川に不時着水した事故について米国運輸安全委員会(NTSB)の初期情報によれば、離陸後の上昇中に複数の鳥と衝突し、両エンジンが停止したため不時着水に至ったとされています。
原因については、NTSBで調査中ですが、我が国でも毎年多数の鳥衝突が報告されていることに鑑み、本件事故を踏まえて、本日、以下の対応をとりました。
1.空港管理者等に対して、別添1のとおり、現在各空港で実施している鳥衝突防止対策のさらなる徹底を図るよう注意喚起を行いました。
2.航空会社に対して、別添2のとおり、鳥衝突防止のための見張り義務の徹底、鳥の群れ等航行の安全に障害となり得る情報を入手した場合の航空管制官等への情報提供等により、航空機の航行の安全確保を図るよう注意喚起を行いました。