国土交通省発注工事における熱中症対策について
~建設現場の現場環境改善に向けて~
平成29年3月31日
平成27年の建設業における熱中症による死亡者は11人で、業種別で最も多く発生しており、全体の約4割を占めております※。
このような状況を踏まえ、国土交通省では各基準を改定するとともに、建設現場における熱中症対策をまとめた事例集を作成しました。
今後は、本事例集を活用し国土交通省発注工事における熱中症対策を進めていきます。
※厚生労働省 平成27年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」
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【国土交通省における熱中症対策について】
1.土木工事安全施工技術指針の改定
平成21 年の改定以降、8 年ぶりの改定を実施し、熱中症対策として「高温多湿な作業環境下での必要な措置」の項目を新設
2.建設現場における熱中症対策事例集
各地方整備局等で採用された事例を収集し、その中から参考になる例を記載するとともに、熱中症についての知識や認識を深められるように各種情報も利用しやすいように取りまとめた
【参考】現場環境改善費への熱中症予防の明記(H29.3.10記者発表 「平成29年度 国土交通省土木工事・業務の積算基準等の改定」より)
従来、「イメージアップ経費」として計上していた費用について、「現場環境改善費」と名称を改め、最新の実績データに基づき経費率を見直すとともに、安全関係の計上項目として熱中症予防が含まれることを明記
国土交通省としては、こうした熱中症対策を含めi-Constructionの導入、適正な賃金水準の確保などの働き方改革を推進し、女性も含めたすべての建設労働者が働きやすい労働環境の実現に努めてまいります。
お問い合わせ先
- 大臣官房技術調査課課長補佐 堤 英彰
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TEL:03-5253-8111
(内線22333) 直通 03-5253-8221 FAX:03-5253-1536
- 大臣官房技術調査課担当 上平 拓弥
-
TEL:03-5253-8111
(内線22356) 直通 03-5253-8221 FAX:03-5253-1536
- 大臣官房技術調査課事業評価・保全企画官 桝谷 有吾
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TEL:03-5253-8111
(内線22353) 直通 03-5253-8221 FAX:03-5253-1536
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