平成24年3月19日
平成24年3月19日夜、国際海事機関(IMO)から、日本を含むIMO加盟国に対し、北朝鮮当局からIMOに対する「地球観測衛星」(カンミョンソン3号)の打ち上げのための事前通報があった旨の連絡が(1)の通りありました。
(1)北朝鮮からの地球観測衛星発射情報の概要
北朝鮮は下記日時に地球観測衛星打上げのため落下区域を設定した。
日時:4/12(木)~4/16(月) 7時~12時(日本時間)
区域:黄海及びフィリピン東方海域(詳細別紙)
国土交通省においては、連絡体制を強化するため、大臣官房危機管理・運輸安全政策審議官をヘッドに関係課長クラスをメンバーとする国土交通省危機管理連絡室を3月19日21:00に立ち上げるとともに、船舶及び航空機の安全確保のため、(2)の通りの対応をとっております。
(2)国土交通省における船舶及び航空機の安全確保のための対応状況
1.船舶関係(3月19日22:00現在)
・航行警報の発出
国際海事機関(IMO)からの航行安全情報を踏まえ、航行船舶に対する航行警報を21時44分に発出。
※ 航行警報については海上保安庁海洋情報部ホームページに掲載
・航行警報を日本船主協会等海事関係団体へ連絡
2.航空関係(3月19日22:00現在)
・国際民間航空機関(ICAO)に対し落下地点等に係る情報について確認中。
・今後、ICAOから情報を入手次第関係事業者へ注意喚起を行う予定。
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