平成23年5月16日
平成21年11月、熊野灘を航行中の大型フェリー(全長:167m、総トン数:7,910トン)が、航行中に大傾斜し、その後、三重県御浜町沖に座礁する事故が発生しました。
同事故を受け、国土交通省海事局では、有識者による「フェリー大傾斜事故防止対策検討委員会」を設置して事故再発防止対策の検討を行ってきました。
本年3月に開催された同委員会の第5回会合において、「フェリー大傾斜事故の再発防止対策について」が取りまとめられました。同取りまとめでは、再発防止対策案として、[1] 大傾斜防止のための操船、と [2] 貨物の移動防止のための固縛等、の2点が掲げられています。
(参考:「フェリー大傾斜事故防止対策検討委員会」の設置について)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji06_hh_000011.html
(参考:第5回「フェリー大傾斜事故防止対策検討委員会」の議事概要について)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji06_hh_000029.html
今般、同取りまとめに沿って、フェリー・RORO船を対象とした安全対策を添付の通り取りまとめましたのでお知らせします。
フェリー・RORO船の安全対策について(PDF形式)
フェリー・RORO船の安全対策について(別添)(PDF形式)
別紙1 フェリー・RORO船の安全対策の関連表 (事業者別、貨物の積載状況別)(PDF形式)
別紙2 フェリー・RORO船の操船について(注意喚起)(PDF形式)
別紙3 フェリー・RORO船の運航中における大傾斜事例の報告要領(PDF形式)
別紙4 フェリー等の貨物固縛に関する船舶検査心得の改正について(PDF形式)
別紙5 外洋を航行するフェリー・RORO船の貨物固縛方法について(ガイドライン)(修正版)(PDF形式)
別紙6 フェリー・RORO船の車輌甲板直積みコンテナの固縛方法について(ガイドライン)(PDF形式)
外力の算定ツール(再修正版)(Excel形式)
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